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あつあつの味噌汁やお吸い物に入れて食べるふのりって皆さんご存じですか?
昔は着物のノリのかわりに使ったり、洗髪の時シャンプーに使っていたそうです。
実はこのふのりにはものすごいパワーが秘められていて、最近、健康食品として注目されています。
茹でる(煮る)ことでふのり独特のヌメリ(とろみ)が出てきますが、この成分に抗ガン作用があると言われています。
そのほかにも・・・ |
- 高血圧・・・少しずつでよいので毎日続けて食べて血圧安定
- 肝臓病、肝炎予防・・・お酒を飲み過ぎた翌朝にはふのりのみそ汁を
- 皮膚ガンの予防・・・煮出してトロトロのフノリをさまして顔や体に塗るそうです。美肌効果
- 胆石・・・昔、薬のない頃は煎じて石を下ろしたとか…
- 婦人病・・・血液サラサラ効果で、改善されるらしいですよ
- 動脈硬化の予防・・・血液中のコレステロール値を下げる事で動脈硬化を防ぎます。
また、血糖値を下げる働きもあるそうですから、糖尿病の方にもおすすめです。
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当店にはただいま、昨年採れましたもちふのりと今年採れた新ふのりがあります。
スーパーなどでよく見かける赤むらさきの物はもちふのり(浜での俗称)と呼ばれ、水で軽く洗うだけですぐに食べられます。
火を通さないでも食べられる手軽さも好評で、味噌汁に入れた時のトロッとした食感はのどごしも良く、つい“おかわり”してしまいますよ。豆腐とねぎが入れば完ぺき!!です。
こげ茶色の新ふのりと呼ばれる今年採れた新物はコリコリッとした歯ごたえが特徴です。水で戻して味噌を入れる少し前にふのり鍋に入れ、1〜2分煮て下さい。磯の香りがいっぱいに広がります。出来上がった味噌汁はすぐ召し上がって下さい。時間がたつと新ふのりはトロトロになってきます。 |
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と驚かれると思いますが、新ふのりも今年の夏(土用)を過ぎれば少しずつ赤紫色に変わり、ふわっとやわらかなもちふのりになっていきます。
ふのりは4〜5月頃まで採れますが、当店のふのりは旧正月頃の寒い時期に採った寒ふのり(一番ふのり)です。きめ細かく香りの良くておいしい一品です。どうぞお試し下さいませ。 |
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